アンティークな猫たち

アンティークな猫たち。

はじまりは、主人がジグソーで適当に切ってくれた真鍮に、何となく絵を描いてみたこと。

べつに猫の形というわけではなかったのですすが、
試しに顔を描き、毛を描き、服を着せたら、
アンティーク風な猫になりました。

はじめから自分で意図して作った形ではないので、
それが逆に表現の面白さにつながったと思います。

猫公爵
猫公爵夫人
猫侯爵
猫侯爵夫人
猫伯爵
(伯爵は独身にするか悩み中)

丸い猫男爵
(男爵はまだ独身)



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「伯爵」の文字を見ると、
高校生の時、夢中で読んだ
アレクサンドル・デュマの
「モンテ·クリスト伯」を思い出す···
岩波文庫で全7巻。
あっという間によんでしまったけれど、
最後まで読むのがもったいないくらい面白かった。
その頃から、何となく「爵」に憧れがあったのかも···

大学の講義だったか、
たまたまどこかで、
ミッテラン大統領の演説を読んだ時、
「皆さん、今日はアレクサンドル・デュマの生誕◯◯年です···!」
というくだりがあり、
デュマの作品がいかに国民に愛されているかということに加え、
文学(言語)も「国」であることがフランスらしいなと思った。

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